突然ですがアトピーはもう治らないと諦めていませんか?
たしかに完治という意味では難しいかもしれません。
ただ病院への通院や薬の使用をせずアトピーを無症状にすることは私は出来ると思っています。
というか、私は実際にアトピーを無症状に改善することができました!
私は物心ついた頃からかなり重度のアトピーで、常に体や顔が痒くて搔きむしっていたため肌がボロボロで、顔も常に赤く、ひどい状態でした。
本当に全身痒すぎて夜も眠れない状態でした。
もちろん思春期や大人になってからも大きな改善はされず、アトピーは大きなコンプレックスとなり、アトピーとは一生つきあっていきていくんだろうと半ば諦めていました。
そんなある時、このアトピーというものが肉体的にも精神的にも本当に辛くなり、どうにかしたいという気持ちが溢れ出し、本気でこのアトピーを治してやろうと固く決意したのです。
そこでアトピーの改善方法を色々と調べまくり、試行錯誤しながら実践してみました。
そうすると徐々に痒みも治まってきて現在では全く痒みはなく、症状が全く出なくなりました。もちろん一切病院にも行かず、薬も使用しておりません。
ちなみに私が実践した方法は特に大きな出費をせずにアトピーの改善が出来ました。
私は長い間、散々アトピーに悩まされてきましたのでアトピーに悩む方の気持ちは十分理解できます。
今回はそんな私の体験から、アトピーに悩む方に向けて実際にアトピーを改善した方法を話していきたいと思います。
この改善方法が全ての人に合うかどうかは分かりませんが、少しでもアトピーに悩む方のお役に立てればと思いお話しさせて頂きます。
この記事では、私が実際に成功させた方法を『アトピー改善へのロードマップ』としてお話しします。
アトピー改善へのロードマップ
まずアトピー改善への第一歩は、アトピーは治せるという事を自分自身できちんと認識するという事だと思っています。
私はこの前提を持っているかいないかで結果は全然違ってくると思っていますので、まずはそのことを必ず認識してください。
では順を追って説明していきます。
【STEP1】アトピー改善のために、ステロイド剤をやめなきゃいけない理由を理解しよう
まず私がアトピーを改善したいと思い、色々と調べていた時によく目に入ったことは、現在使っているステロイド剤を徐々にやめて、最終的に完全に脱ステロイドをするという事でした。
ステロイド剤は体の中の炎症を抑えたりしてくれるものですので、治療に用いること自体は悪いことではないのですが、副作用があったりと正しい使い方が必要となります。
なので私はこのステロイド剤というものをまずは理解しようとしました。
ステロイド剤の副作用やなぜアトピーの治療にはステロイド剤を用いるのか、そしてなぜ最終的にはステロイド剤をやめる必要があるのかなどを調べました。
なのでSTEP1では『ステロイド剤の副作用を自分で調べる。
そしてなぜステロイド剤をやめなきゃいけないのかを理解する』という事です。
えっ!?ここでそれを教えてくれるんじゃないの?と思った方もいるかもしれませんが、これにはきちんとした理由があります。
まず第一に自分自身で調べることによって、ステロイド剤をやめなきゃいけない理由を深層心理で理解することができます。
心の底から納得して取り組まないと、脱ステロイドに取り組むのは途中で挫折してしまいます。
なので自分自身で調べることによって納得して脱ステロイドに取り組むことが出来きるので途中で挫折することなく結果を出すことが出来ます。
そして次の理由として私は医者ではないという事です。医療に関しては専門的な知識が必要になります。
皆さんには正しい知識を参考にして実践して頂きたいという事もあり、ここではステロイド剤については詳しく触れない事としています。
もし罹りつけのお医者さんがいるのであれば、お医者さんに相談してみるのもいいでしょう。
私個人的にはこのステップが一番重要だと思っています。
私は当時、ステロイド剤が無くなりそうになると不安で不安でしょうがありませんでした。
そのため当時の私は本当に脱ステロイドができるかどうか想像すらできませんでした。
なのでまずはこの部分をきちんと理解し納得していないと途中で脱ステロイドを断念するはめになってしまいます。
アトピーの方なら理解できると思いますが、ステロイドを断つという事は簡単なことではありません。
きちんと理解したうえで、脱ステロイドに取り組んでいきましょう。
ステロイド剤は徐々にやめていって下さい。
急にステロイド剤をやめることは更なるアトピーの悪化を引き起こす可能性がありますので、自分の肌の状態をよく観察したうえで、無理をせず少しずつ少しずつステロイド剤は減らしていって下さい。
また脱ステロイドに取り組む場合は、罹りつけのお医者さんによく相談したうえで、取り組むことを推奨します。
【STEP2】脱ステロイドのため、徹底的に保湿をしよう
では次のステップでは実際に脱ステロイドを行う上で、私が何をしたかということをお話ししていきます。
結論から言ってしまうと『徹底的に保湿した』という事です。
なんだそんなことか!と思った方もいるかもしれませんが本当に保湿の力を舐めない方がいいです。
普段からきちんと保湿をしてるよ!と思っている方もいるかもしれませんが、やり方次第でアトピーを改善できるほどの力を持っています。
保湿をきちんと行うことで肌の乾燥を防ぎ、肌の痒みを徐々に軽減していけます。
肌の痒みが無くなっていけば、炎症や湿疹なども徐々に軽くなっていきます。
そうして徐々に肌を健康な状態にしていき、最終的にはステロイド剤を不要にしていくことが出来るのです。
では実際に私が保湿のためにしたことを説明していきます。
- お風呂の際に肌を過剰にこすらない
- お風呂を上がった後にすぐに化粧水で保湿する
- こすらない洗顔をする
- 自分にあった保湿剤を探して保湿する
ひとつずつ詳しく説明していきます。
お風呂の際に過剰に肌をこすらない
肌に刺激を与えてしまうことはアトピーの悪化を引き起こします。
お風呂で体を洗う時にゴシゴシと肌をこすって洗うことはNGです。
ゴシゴシと洗わなくても汚れはきちんと落ちます。
肌にはある程度の皮脂が必要で、ゴシゴシとこすり洗いしてしまうと肌のバリア機能が損なわれてしまいます。
そこで私が実践したのは、体を洗う時はタオルではなく『手で洗う』という事をしました。
手で泡を伸ばすように洗うことで肌への負担を減らすことができ、肌の乾燥を防ぐことができてアトピーの悪化を防ぐことが出来ます。
お風呂を上がった後にすぐに化粧水で保湿する
個人的にはこれが一番大事なことだと思っています。
お風呂は上がった瞬間から肌の水分が外へ流出してしまいます。
すぐに化粧水などでフタをしないと水分が出て行ってしまい肌が乾燥をしてしまうのです。
なのでお風呂を上がった瞬間に化粧水を体全体に塗って乾燥を防ぐのです。
では実際のやり方について説明していきます。
お風呂場で拭く理由は肌の水分が抜けないよう、湿気の多いお風呂場で拭いた方が肌の水分が抜けづらいからです。
またバスタオルで体や顔を拭くときは一切こすらずにタオルを肌にあてるようにして拭き取ってください。
本当にお風呂場を出た瞬間に塗ってください!
1秒ごとに水分がどんどん抜けて乾燥が始まってると思ってください。
それほどこの工程は大事なんです。
こすらない洗顔をする
こするということは肌に刺激を与え、肌の乾燥やアトピーの悪化を招いてしまいます。
洗顔についても考え方は同じです。
そこで『こすらない洗顔』というのを実践してみてください。
こすらないできちんと汚れは落ちるの?と思う方はいらっしゃるかと思いますが、正しいやり方で洗顔すれば肌はのダメージを減らすことができ、きちんと汚れを落とすことが出来ます。
やり方については下記の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
自分にあった保湿剤を探して保湿する
アトピーの方にとって化粧水や乳液など、合う合わないというのがあると思います。
合わない化粧水や乳液を使用すると逆に痒くて痒くて仕方なくなってしまうということもあります。
なので合う保湿剤に出会えるかという事もとても大事になってくる要素です。
ですが合う保湿剤というのはその人によって違います。
よってこの部分に関しては私からはアドバイスが出来ない部分となります。
ただ実際に私が使用してアトピーがかなり改善した乳液がありますので参考として紹介します。
DXR ADパーフェクトバリアボディミルク
こちらは実際に私が皮膚科クリニックで推奨されて使用したものでした。
テクスチャはさらさらとしていて肌にすぐなじむ感じがします。
使い始めて割とすぐに効果が感じられ、徐々に痒みが減っていきました。
自分にはこの乳液がかなり合いました。
私が脱ステロイドができたのは、この乳液出会えたという事が非常に大きかったと思っています。
参考として公式ページを貼っておきます。
https://rohto-md.com/drx/products/ad-body
ちなみにですが、顔用もありますのであわせて紹介します。
DXR ADパーフェクトバリアフェイスミルク
合う合わないは人それぞれ違いますが、必ず合う保湿剤が必ずあるはずです。
ぜひ色々と試してみて自分に合う保湿剤を探してみてはいかがでしょうか。
以上、私が徹底的に保湿するために実践したことでした。
実際に私は保湿の力でアトピーを改善できました。なので特別な治療を行ったり、特別な薬で治したわけではありません。
この保湿というものを甘く見ないで、ぜひ生活に取り入れてみてください。
【STEP3】徐々にステロイド剤の使用頻度を減らしていこう
最後のステップとなりますが、毎日の習慣に私が実践した保湿の方法などを取り込んでいただき、徐々にステロイド剤の使用頻度を減らしていく工程となります。
急にステロイド剤をやめることは絶対にダメです。
その場合、更なるアトピーの悪化を引き起こす可能性があります。
本当に無理をせず、少しずつ少しずつ自分の肌の状態を確認しながら減らしていって下さい。
ここに関しては自分のペースが一番だと思います。
参考として私自身実際にどのようなペースで減らしていったかを簡単にですがお話しさせて頂きます。
- 当時私は毎日ステロイド剤を塗っていました。
そしてまずはそのまま毎日ステロイド剤は塗り続けた上で保湿の強化をしました。 - その保湿の習慣化ができたときに2日に1回のペースで塗るように減らしていき、その状態で悪化が起きなくなったときに3日に1回のペースにするといったように、徐々に間隔をあけていくような方法で、ステロイド剤を減らしていきました。
もちろんひどくなってしまった場合は、ペースなどは無視してステロイド剤をきちんと塗って、炎症や湿疹を治すことに専念しました。 - そのように徐々にペースを落としていき、脱ステロイドを決意してから約半年後ぐらいにはほとんどステロイド剤を塗らなくても大丈夫な状態になっていました。
その時は本当に炎症がひどくなったときにだけに塗るという感じになっていました。 - 今現在では全く痒みもなくなり、炎症も全くなく無症状。病院への通院もなく、薬も一切使用していません。もちろん保湿はきちんと毎日行ってます。
周りには実はアトピーだと言うと驚かれ、全くそういう風に見えないとまで言われるようになりました。
まとめ
以上が私が実際にアトピーを改善した話とそのロードマップとなります。
もちろんこの方法が全ての人に効果があるのかは分かりませんが、実際に私が改善できたのは紛れもない事実です。
私自身アトピーでたくさん悩み苦しんできた分、悩む方々の気持ちが十分に分かります。
少しでもアトピーに悩む方のお役に立てればと思い今回のお話をさせていただきました。
今回のお話しをぜひ参考にして頂き、アトピー改善への一助になれれば幸いです。