『人生は映画』であり、そこにはあなた専用の台本が用意されていて、その台本にそって日々を歩んでいます。

そして、その台本の仕組みさえ理解してしまえば、自分の人生という台本を書き換えることができるかもしれません!
今回はスピリチュアルに聞こえるかもしれませんが、なぜか説得力に溢れている『トランサーフィン78日間の実践マニュアル』という本を読んで、私が身につけた考え、これから取り入れていこうと思った考えをまとめてみました。
下記のように人生を変えたいと考えている方は、ぜひ本書を手に取って読んでみるのをオススメします。
- 自分の人生の主導権を本気で取り戻したい人
- ネガティブな思考のループから抜け出したい人
- 自分らしい人生を生きたい人
- 現状に強い閉塞感や不満を抱えている人
- ネガティブな思考のループから抜け出したい人
- 「引き寄せの法則」に挫折した経験がある人
『あなた専用の台本』とは??
ではさっきからずっと言っている『あなた専用の台本』とはなんなのか?
本書では、この現実の裏側には、『バリアント空間』と呼ばれる無限の可能性が重なった情報空間が広がっていると言います。
そこには全ての出来事の台本が記録されていて、『あなたの夢』や『直感』さらには『不思議な偶然』さえもこの空間と密接に関わっているそうです。
78日間の実践を終える頃には、このバリアント空間から望む現実を選ぶ感覚がつかめるようになると著者は語っています。
つまり、バリアント空間と呼ばれるところに『空間』『時間』『可能性』の全ての情報が重なっていて、その情報場から私たちはそれぞれ観測によって世界を脳内に作っているみたいなイメージです。



現実離れしすぎていて少し話が入りづらいかもしれませんが、繰り返し聞いていれば、必ず納得できるものがあると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
現実はあなたの内面を写す鏡
私たちは普段、自分の内面とは一切関係なく現実が存在しているものだと考えていると思います。
そう考えるのが当然かもしれませんが、トランサーフィンの世界では全く違います。
まず理解すべき最も重要な概念は、『世界はあなたの内面を移し出す鏡』であるということです。
これが鏡の法則です。
鏡の前に立っている自分を想像してください。
鏡に映る自分の姿を変えたい時、鏡の中の像に直接手を伸ばしたりはしませんよね。
あなた自身が微笑んだり、髪型を整えたりすることで鏡の像は自然に変わります。
現実もこれと全く同じ仕組みで動いていると著書では語っています。
では私たちの内面の思考はどこから望む現実を選び出しているのでしょうか?
それが先ほど触れたバリアント空間です。
これは起こりうるあらゆる可能性が無限の台本として保管されている情報場と考えてください。
あなたが何を考え、何を感じるかで、あなたの思考エネルギーが特定の周波数を発し、バリアント空間の中から一致する台本が選ばれ、あなたの人生というスクリーンに上映されるということです。
僕らは観客であると同時に、どの映画を上映するか決める監督でもあるということを常に意識してください。
思い通りではない世界は、誰かのせいでも運命のせいでもなく、あなたが無意識に作り出した結果なのです。
創り出したのがあなたなら、それを新しく創り直す力も、あなた自身でできるわけです。
この世界が苦しいなら、自分が生きるこの世界を、また自分自身で創り直せばいいのではないでしょうか?
現実を変える方法



現実を変えたければ
まずは現実を変えようとはせず、自分の内面が鏡のように現実を映し出されていることを観察します。
世界はあなたの思考や態度をそのまま移す巨大な鏡で、あなたが日々体験する出来事や人間関係はあなたの内面を映した反射。
もしあなたが人生は困難だと考えれば、世界は忠実にその思考を反映し困難な現実を見せます。
逆に私の世界は素晴らしくチャンスに溢れていると心から信じられれば、あなたの人生には素晴らしい出来事が次々と起こるでしょう。
『鏡の法則』の注意点 現実創造のタイムラグ
ただしこの世界の鏡には1つ大きな特徴があります。
それは思考を映し出すまでにタイムラグがあるということ。
つまり、あなたが内面の映像を変えたとしても、現実はすぐには変わらないということ!
あなたの新しい思考は時間をかけて物理的な現実に形づくられていきます。
多くの人がこのタイムラグを知らないために、少し試して現実が変わらないと、やっぱりダメだと元の思考に戻って、望む現実を手に入れられずにいるといいます。
またそのタイムラグがある世界の鏡の中で、大事なことは偶然に思える出来事が起きたとしたら、ただの偶然で済まさず、あなたが作った流れと繋がっているかもしれないと気づくことです。
例えばやりたいと思ってたことに関係する話が舞い込んできた時は、ただのラッキーで終わらせず、いい流れが来ているサインかもと捉えることが引き寄せが起こりやすくなるといいます。



私自身、以前やっていた副業に行き詰まってた時、「もういいかな」と一瞬吹っ切れた時があったんです!



その時に「SNSの動画編集を代わりにやってくれる人を探している」と知り合いから話がきたんです。
チャンスだと思い、今までやったことなかった動画編集のポートフォリオを見よう見まねですぐに作成し、その人に見せてSNS運用代行の仕事をさせてもらったということがありました。



しかも動画編集の仕事は以前から興味があったので、今思うと引き寄せたのかなと感じています。
もちろん今でもそのお仕事はさせていただいています。
『鏡の法則』 内なる2つの力(理性と感情)の合致
この現実創造のプロセスには、『感情や直感を司る魂』と、『論理や思考を司る理性』の力が関わっています。
多くの場合この2つは対立しています。
例えば、『魂』が安定した仕事よりも音楽を作っていきたいと望んでいても、理性がそんな非現実的なことで今後食べていけるわけがないと、ブレーキをかけてしまうといった感じです。
ただこの『魂』と『理性』が完全一致した時、つまりこれをやりたいという魂の情熱と、「よし!これはいける!」といった理性の決断が合致した時、個人の力を超えた強大な力、外的意図が働き、世界が鏡のようにあなたに変化を見せるということです。
なぜ人生は思い通りに行かないのか
では『世界が鏡』といなら、なぜ望まないことばかりが起こるのかと皆さんは思っていることでしょう。
私たちは知らないうちに人生を望まない方向へ導く『ある2つ』の力に影響されているのです。
振り子の法則
その1つ目の力が『振り子の法則』です。
『振り子』とは同じ思考を持つ人々の集団から生まれる、目に見えない情報エネルギー体のこと。
流行や政治思想、宗教、常識といった集団心理が『振り子』を生み出し、私たちの感情を揺さぶることで人々のエネルギーを吸収・放出してより大きくなっていきます。
振り子のように1つの思想がより増大していくイメージですね。



何よりも厄介なのが、ネガティブなエネルギーの方が強いということです。
例えば、噂話や影口が頻繁に行われている職場を想像してみてください。
怒りや不満のエネルギーは『振り子』にとってご馳想なので、『振り子』はあなたからエネルギーを奪うだけでなく、さらにイライラさせるような状況(例えば自分に関する悪口や噂など)も引き寄せて、あなたのネガティブな感情をさら煽ります。
争いや対立、不安、罪悪感といった強い感情は『振り子』をより大きく揺らすんです。
これってなんか身に覚えありませんか?
この『振り子のルール』を知らないままでいると、貴重な人生のエネルギーを消耗させられるだけでなく、さらに状況も悪い方向へ引き寄せられてしまうということです。
なのでネガティブな情報にばかり目を向けていないで、ポジティブな出来事や感情に目を向ける必要があります。
過剰ポテンシャル
そして2つ目の罠が『過剰ポテンシャル』です。
ある物事に対して、自分自身で過剰に意味や重要性を与えることで生まれるエネルギーの歪みのこと。
例えば、
- 「この試験に合格しなければ人生終わりだ。」
- 「私は誰よりも優れていなければならない。」
- 「あの人に好かれないと、私は無価値だ。」
といった過剰な思い込みが、バランスの崩れを生みます。
世界は常にこの歪みを元に戻そうとする並行力が働きます。
これが皮肉なことに、あなたが望むこととは正反対の結果をもたらすことが多いのです。



そういう過剰な思い込みでいると、大体よい方向にはいかないですよね。
- 会社のプレゼンで完璧にこなそうと思えば思うほど、かえって失敗したり
- 会社の上司に気に入られないとダメだ!と意識するほど、上司とはうまくいかなくなったりします。
なので、『失敗を意識するほど失敗するし』、『何かを過剰に憎んだりすれば、あなたをその対象と衝突させようとします。』
逆に何かを過剰に理想化しても、その理想を打ち砕くような現実に直面させられます。
このように、人生が思い通りにいかない原因の多くは、『振り子の法則』と『過剰ポテンシャル』からになります。



では次からは「どうすれば、この世界を攻略できるのか」についてお話していきます。
どうやって、この世界と向き合えばいいのか?
『振り子の法則』と『過剰ポテンシャル』という罠から抜け出し、人生の主導権を取り戻すためには、世界と戦う必要はありません。
トランサーフィンではむしろ逆で、力を抜いて世界と調和することで、あらゆる問題から解放されるといいます。
そのための最も根本的な方法が、『重要性を下げる』ということ!
世界との向き合い方① 『重要性を下げる』
人生で感じる問題のほとんどは、出来事そのものではなく、自分自身が勝手に与えた『過剰な重要性』から生まれています。
ミスや失敗をした時に、「やばい!」「やってしまった!」と必死になるのではなく、まず「まぁそんなこともあるよね。」と意識的に重要度を下げる。
そうすると振り子の法則から解放され、過剰ポテンシャルが消え、問題は意外とあっさり解決に向かうことが多いんです。
人生というゲームを深刻に考えすぎず、少し離れた視点から冷静に客観視する。
それが自分が自分らしくいることを許し、他人もそのままでいることを許すということにもなり、自分自身の内面的な自由へと繋がります。



簡潔にいうと、『自分の短所や欠点も含めて、ありのままの自分を受け入れる』ということ!
そして、『他人を自分の期待通りに変えようとしない』ということ!
世界との向き合い方② 『世界の流れに乗る』
次に大切なことのが「バリアントの流れに乗る」という感覚。
あなたは世界と戦う必要はなく、世界を信頼し、味方につけることです。
私たちはつい物事をコントロールしようとしてしまいますが、人生には抵抗が少なく、物事がスムーズに進む自然な流れが存在します。
つまりは『コントロールしようとする意識』を『観察する意識』に切り替えるということです。
- 計画に固執するのをやめる。
- 良きせぬ展開を積極的に受け入れてみる。
- 流れに身を任せる。
そうすることによって、かえって状況をよりよくコントロールできるようになるといいます。
また、この考えも非常に重要です。それは『自分らしくいる』こと
つまり自分が自分らしくいるための許可を出して、他人にもそのままでいいよという許可を出す。



ぜひ、これも実践してみてください。
人生が良い方向に向かっていることを必ず感じられるはずです。
世界との向き合い方③ 『コーディネーションの原則』
さらに人生の最適ルートを行く方法があります。
それが『コーディネーションの原則』です。
これはとてもシンプルで、「どんな出来事も意図的にポジティブなものとして解釈し直す」技術のこと。
不運があった時には、そこで「最悪だ!!」と嘆く代わりに、「これはもっと素晴らしいことが起こる前兆だ」と捉え直すテクニック。
例えば、誰かにデブとバカにされてとても傷つき、そこから頑張ってダイエットに成功したとします。
馬鹿にされた時は、「なんだよ!!」と落ち込み、深く傷ついたかもしれませんが、最終的にそれがきっかけで痩せて、自分に自信を持つことができて今は楽しく生きてるとします。
そうしたら、その時のバカにされた出来事は今のいいことの前兆だったかも知れません。



なのでこう考えてください。
何か不幸なことが起きた時に、その場ですぐ悪いと判断するからダメ!
その時の悪い出来事は、いい未来のきっかけや前兆かもしれない!
不幸は幸せの一部かも知れません。
そして今後は下記のことを実践してみてください。
- いいことがあった時はもちろん「ありがとう」と感謝する。
- そして悪いことがあった時でさえ、「大丈夫!これも私のため」と宣言する。
この思考フォームを日々習慣にしていくことで、あなたは世界との関係性を根本から再構築できるということです。
人生を好転させる!魂が喜ぶ自分の道とは
トランサーフィンでは真の幸福と成功は、社会的な成功や富を追い求めることではないと言います。
真の幸福と成功とは、あなたの直感である魂が本当に喜ぶ自分の目的を見つけ、その道を歩むことなのです。
実は、私たちの多くは知らず知らずのうちに借り物の目的を生きています。
よくある例でいうと「いい大学入って、一流企業に入るべきだ!」といった社会や親が植えつけた価値観です。
この価値観、あなたの魂が本当に望んでいるものではないかもしれません。
借り物の目的を目指す人生は、ただの義務であり、達成しても心からの満足は得られにくいのです。
一方で本当の自分の目的は心の底から情熱を感じ、プロセスそのものに喜びがあるものだと言います。
つまり、『考えるだけでワクワクする』ものがあなたの道ということです。
本当の自分の道を見分ける方法



自分の目的を見分けるための確実な方法があります。それは、
理性がいくら素晴らしい選択だと説明しても、もし魂がわずかでも重苦しさや不快感を感じるなら、それはあなたの道ではないということ。
もしその目的のために自分を説得しないといけないなら、それは借り物の目的である可能性が高いんです。
真の成功とは『振り子』から解放され、自分の道を選択することです。
そのためには日常のサイクルを破り、新しい情報や経験に自分を触れさせてあげることが大切。
そうするうちに、ある日突然、何かと出会い、直感的にこれだと分かるはずだと言います。
しかも自分の目的に向かって歩み始めると、お金や人間関係、健康といった他の願望も副産物的に自然に満たされていくと著書では語ります。



ただし、何でもかんでも逃げてダラダラ過ごすのとは違います!
悪い意味で他人や周りに影響されないことはもちろん。
しっかりとしたビジョンを持ち、目的や明確な意思を持って生きていく必要があります。
また、「自分はすでにそうなり始めている」と感じる小さな成功体験を積んでいくというのが、より良い現実を構築していく力になります。
現実化を加速するための具体的なテクニック
そして最後に、現実化を加速するための具体的なテクニックを紹介します。



それは目的を達成しているシーンを頭の中で上映することです。
これはあなたの目的がすでに達成された未来を、映画のワンシーンのように鮮明に、そして繰り返し心の中で視覚化するということです。
ただ漠然とではなく、そのシーンの中にいる自分をリアルに感じるのです。
大事なのは頭の中での上映を、喜びを感じながら楽しみながら行うことです。
どうやって実現するのかを考える必要はありません。
その手段を見つけてくるのは外的意図である世界側の役割だからです。
まとめ
最後に簡単にこのトランサーフィンをまとめると、「世界はあなたの内面を移し出す鏡」ということ。



ただしこの『世界の鏡』には大きな特徴があります。
- 思考を映し出すまでにタイムラグがあるということ。
- 『魂』と『理性』は対立していて、この『魂』と『理性』が完全一致した時、つまりこれをやりたいという魂の情熱と、「よし!これはいける!」といった理性の決断が合致した時に、世界が鏡のようにあなたに変化を見せるということ。



そしてなぜ人生が思い通りにいかないのか?その原因は
- 振り子の法則
流行や政治思想、宗教、常識といった集団心理が大きなエネルギー『振り子』となって私たちの感情を揺さぶられること。 - 過剰ポテンシャル
「絶対にこうでなければ!」という、自分自身で与えた過剰な思い込みが、自らバランスを崩すこと。



ではどうやって、この原因を取り払い、世界と向き合えばいいのか?
- 重要性を下げる
問題のほとんどが自分自身が勝手に与えた『過剰な重要性』から生まれている。
ミスや失敗をした時に、「やばい!」と必死になるのではなく、「まぁそんなこともあるよね。」と意識的に重要度を下げることが大事。 - 『世界の流れに乗る』
世界と戦う必要はなく、世界を信頼し、味方につけましょう。
『コントロールしようとする意識』を『観察する意識』に切り替えるということ。
具体的には、
「計画に固執するのをやめる」
「良きせぬ展開を積極的に受け入れてみる」
「流れに身を任せる」 - 『コーディネーションの原則』
「どんな出来事も意図的にポジティブなものとして解釈し直す」技術。
不運があった時には、そこで「最悪だ!!」と嘆く代わりに、「これはもっと素晴らしいことが起こる前兆だ」と捉え直すテクニック。
そして些細な幸運も、流れが来たサインだと捉えることが大事で、私は今変わり始めていると感じることがコツ。
これらの法則の理解、世界との向き合い方を実践して、魂が本当に喜ぶ自分の道を見つけ歩んでください。
社会や親が植えつけた価値観に振り回された『借り物の目的』を生きてはいけません。



『考えるだけでワクワクする』ものがあなたの道です。
そして、すでに達成された未来を鮮明なコマとして上映することが現実化を加速するためのテクニックとなります。
これで私たちは人生の脚本を書き換える運命の決定者になります。
願望ではなくそうなると決まっているという意図を持つことは本当に大事なことなんです。
この記事を読んでトランサーフィンを実践してみたいと感じた方は、本も読んでいただけると、さらなる深い理解と実践ができると思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。